私には数ヶ月前に悩みがありました。
それは頭が異常にかゆいこと。
寝る間に頭皮をボリボリかいていて、フケも少し増えていました。
仕事中まで頭がかゆくなるのでいい加減ストレスが溜まりまして・・・
そこでかおるは考えた。
なんでこんなに頭がかゆいんだろう?
現在は頭皮のかゆみはほとんどなくなり快適な生活を送っているので、この記事では私がどのようにこの悩みを解決したかを書いていきたいと思います。
頭が痒い原因はシャンプーにあった
私の場合、原因はシャンプーにありました。
今、「自分はずっと同じシャンプーを使ってて、急に痒くなったからシャンプーは関係ない」って思った方!
油断しないで下さいね。
私も長年同じシャンプーを使っていたのに、頭皮の質が変わったのか、急に頭がかゆくなるようになってしまって、シャンプーを変えたらおさまったので。
もしかしたらあなたの頭がかゆい原因もシャンプーにあるのかもしれません。
ちなみに私の場合は、
- シャンプーAを使っていて痒くない
- シャンプーAを使っていて痒い
- シャンプーBに変えたら徐々に痒みがなくなってきた
- とはいえ長年シャンプーAで問題なかったのだから、偶然だろうとシャンプーAに戻してみると1週間くらいで痒くなりストレスMAXに
- シャンプーBに変えたら徐々に痒みがなくなってきた
という流れで痒みを体験したので、まず間違いなくシャンプーが原因だったといえます。
なぜシャンプーで頭がかゆくなるの?
さて、ではシャンプーでなぜ頭がかゆくなるのか。
それはシャンプーに含まれている界面活性剤が原因の可能性が高いようです。
シャンプーは成分のほとんどが水と界面活性剤(洗浄成分)からできています。
この界面活性剤がラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naといった場合は注意が必要です。
私の場合のシャンプーAはラウレス硫酸Naを主剤としたシャンプーでした。
ドラッグストアに行って、色々な市販のシャンプーの成分表示を見てみても、多く商品がラウレス硫酸Naを主剤としています。
この洗浄成分の悪いところは洗浄力が異常に強いところです。
そのため頭皮への負担が大きく、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥させてしまうので、炎症を起こして痒みが出てくることがあります。
肌が弱い人の場合、薄毛や抜け毛の原因になることも・・・。
元々頭皮がオイリーな人ならまだ大丈夫かもしれませんが、髪をバサバサにしてしまうくらい洗浄力があるので、皮脂分泌が少なくなる30歳以降くらいだと避けたほうが良いかもしれませんね。
「自分の使っているシャンプーは髪サラサラになるし大丈夫」とか思っちゃったあなた、ちゃんと成分表示を見て下さいね。
強い洗浄力でボサボサになった髪にツヤや滑らかさを出すためにシリコンが入ってるシャンプーも市販のものには多いですから。
一時期シリコン入りのシャンプーが髪に悪くて、ノンシリコンシャンプーが良いと話題になったことがありました。
あれはシリコンに問題があるわけではなくて、強すぎる洗浄成分を使っているシャンプーは、髪のダメージを隠すためにシリコンを入れている場合が多いので、そう言われていたんですね。
余談になりますが、じゃあなんでメーカーはそんな合成界面活性剤を使ってシャンプーを作るのか。
それは合成界面活性剤はコストが安く済むからです。
そのためたくさんの売上が見込めますからね。
もちろん肌に合うかどうかですので、私のように問題が起こらなければ、安いシャンプーがあった方が良いですよね。
メーカーにも悪気はないです。
※ただ、ラウリル硫酸Naを使っているシャンプーは変えたほうがいいかもしれません。
ラウリル硫酸Naは刺激が強くて、肌の奥まで浸透する性質を持っているので、トラブルが多く、これを改良したものがラウレス硫酸Naだからです。
にも関わらずなぜか大手の会社で一社、ラウリル硫酸Naを使い続けるメーカーがありますのでご注意下さい。
シャンプー選びに重要な合成界面活性剤の種類
さて、頭皮によくない洗浄成分があることはわかったけど、逆に頭皮に優しいのはどれなのよって話ですよね。
シャンプーに使われる合成界面活性剤は大きくわけて5つのカテゴリーに分けられます。
私のおすすめはアミノ酸系になります。
基本的には「硫酸」「アルキル」「スルホン酸」というのが名前についている洗浄成分は肌刺激が強いので選ばないほうが良いかもしれません。
カテゴリーで言うと、高級アルコール系、石油系の合成界面活性剤ですね。
シャンプーの成分表示は使用量が多い順番に並んでいるので、水の次に記載してある成分が以下のどれなのかを見て、判断して下さいね。
アミノ酸系のシャンプーと宣伝しつつ、主剤は高級アルコール系の洗浄成分を使っていて、アミノ酸系の成分は少ししか入っていないことなどもありますので。
アミノ酸系界面活性剤
- ラウロイルメチルタウリンNa
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ココイルメチルアラニンNa
- ココイルグルタミン酸Na
- ラウロイルアスパラギン酸Na
- ラウラミノプロピオン酸Na
- ラウリミノジプロピオン酸Na
アミノ酸由来の界面活性剤で、低刺激なので髪や頭皮に優しい上に、髪のきしみもあまり出ません。
洗浄力はやや弱いこともあるので、他の成分で補っていることもあります。
ちょっと良いサロンではアミノ酸系のシャンプーが使われることが多いですよ。
石けん系界面活性剤
- ラウリン酸Na
- オレイン酸Na
- ステアリン酸Na etc…
ヤシ油などの天然の油脂から作られるアルカリ性の界面活性剤。
石けんシャンプーは髪がきしみやすいので、苦手な方もいるかもしれません。
脂肪酸エステル系界面活性剤
- ラウリン酸スクロース
- ミリスチン酸スクロース
シャンプーの成分として見かけることは少ないかもしれませんが、低刺激のため、化粧品などによく使われています。
高級アルコール系界面活性剤
- ラウリル硫酸Na
- ラウリル硫酸塩
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス硫酸アンモニウム
こちらは前述の通り、敏感肌、乾燥肌の人にはオススメしません。
肌への刺激が強すぎて頭皮の乾燥、フケ、痒み、薄毛、抜け毛の原因になり得るからです。
特にラウレス硫酸Naとラウレス硫酸アンモニウムは避けたほうが良いでしょう。
ちなみに高級は値段のことではなく、炭素数を表しています。
石油系界面活性剤
- 側鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na(ABS)
- 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na(LAS)
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
食器を洗う合成洗剤にも使われているような成分。
こちらも洗浄力が強いので、主剤として使われている場合は避けたほうが良いラインかもしれません。
私が使ったおすすめのシャンプー
さて、では私はどのシャンプーを買って頭皮の痒みを抑えたか。
やはり私はアミノ酸系のシャンプーを選びました。
買ったのは、さくらフォレストさんが出しているハーブガーデン
というシャンプー。
主剤はラウロイルメチルアラニンNa。
少しお値段は高かったのですが、ネットでの口コミや評価も高かったので思い切って購入してみました。
結果は大成功でしたね。
あんなにもストレスの原因になっていた、頭の痒みから開放されたことを考えると安いものです。
アミノ酸系でも洗浄力のあるアラニンが主剤なので、洗浄力はほどよくあります。
それに保湿効果が結構あって、仕上がりはしっとりしているので、私のように髪が長めの人の方や女性が好むかもしれませんね。
香りはあまりない(ほんのりハーブの香り?)ので、期待しないほうが良いと思いますが、私のようにない方が良い人には好都合かもしれませんね。
このシャンプーに変えたおかげで、頭皮の痒みやフケがおさまりました。
私と同じような症状で悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
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からどうぞ。
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