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ニコンの一眼レフカメラ(APS-C機)にオススメの格安DXレンズ【シグマ・タムロン含む】

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ニコンの一眼レフカメラを買う場合、18-55mmや70-300mmのようなキットレンズセットで買うことが多いと思います。しかしキットレンズではネット上の作例のように綺麗な写真が撮れないと思っている方も多いのではないでしょうか?

特にふわっととろけるようなボケ味を効かせた写真はズームレンズではなく、単焦点レンズじゃないとなかなか撮影できませんよね。

この記事ではニコンの一眼レフカメラ、特にD5000シリーズ、D3000シリーズ、D7000シリーズなどのAPS-C機(DXフォーマット)で使える、オススメのレンズを紹介します。性能面だけでなく、価格的にも初心者の方が手を出しやすい格安のものを選んでいます。そのため、Nikon純正レンズだけでなく、シグマやタムロンなどのサードパーティのレンズも含めて書いていきますね。

DXフォーマットのカメラ:D3200、D3300、D3400、D5200、D5300、D5500、D5600、D7200、D7500、D500など

ニコン単焦点レンズのおすすめ

単焦点レンズは一眼レフならではボケ味を楽しむために必ず買っておきたいレンズです。キットレンズは基本的にズームレンズになりますので、F値が3.5~ほどと大きくなっていますが、単焦点レンズだともっとF値の小さいレンズが安く手に入ります。ズームができないので対象を大きく写したければ自分で距離を詰めなければいけませんが、初心者の練習にもちょうど良いので、様々なブログなどで単焦点レンズの購入は勧められています。

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 単焦点
焦点距離 35mm 焦点距離(35mm換算) 52.5mm
絞り開放 F1.8 絞り最小 F22
最短撮影距離 0.3m 最大撮影倍率 0.16倍
手ブレ補正機能 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 52mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 70×52.5 mm 重さ 200 g
レンズ構成 6群8枚 絞り羽根枚数 7枚

「ニコン 単焦点」などのワードで検索をかけると、必ずオススメされているのがこのレンズ。いわゆる撒き餌レンズと呼ばれる集客用のレンズ。メーカーが採算度外視で利用者に良いレンズを使ってもらって、ユーザーを獲得しようとしているので、格安で品質の良いレンズを買うことができます。

このレンズの良いところは標準といわれる50mmに近い52.5mm(35mm換算)の単焦点レンズで、写りが良いことです。最も基本となるレンズで、作品っぽい写真が撮りやすいので、初心者の方は最初に買っても良いのではないかと思います。

このレンズはAPS-Cサイズ専用ですが、同じ焦点距離、F値の「AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED」はフルサイズ機用で、お値段が少し上がります。フルサイズに移行する予定があり、35mmの単焦点が欲しい場合はこちらを買っておくのも良いかもしれません。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 単焦点
焦点距離 50mm 焦点距離(35mm換算) 75mm
絞り開放 F1.8 絞り F16
最短撮影距離 0.45 m 最大撮影倍率 0.15 倍
手ブレ補正機能 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 58 mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 72×52.5 mm 重さ 185 g
レンズ構成 6群7枚(非球面レンズ1枚) 絞り羽根枚数 7枚(円形絞り)

こちらもお値段安めの撒き餌レンズ。「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」とは焦点距離が異なり、フルサイズ換算75mmの中望遠となります。ポートレートなどには良いかもしれませんが、対象との距離をとる必要があるため、料理やテーブルフォトには少し使いにくいかも。

ただこのレンズはフルサイズに対応しているため、買い換える場合は標準の単焦点レンズとなります。キヤノンと違い、ニコンにはAPS-C用のF値の小さい格安単焦点レンズが35mm、50mmと揃っているのが嬉しいですね。

もっと望遠の単焦点が欲しい場合は「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」もありますが、換算127.5mmはなかなか使いにくいかもしれません。

SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 単焦点
焦点距離 30mm 焦点距離(35mm換算) 45mm
絞り開放 F1.4 絞り最小 F16
最短撮影距離 0.3 m 最大撮影倍率 1:6.8
手ブレ補正機能 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 62 mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 74.2㎜ × 63.3㎜ 重さ 435 g
レンズ構成 8群9枚 絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)

こちらもフルサイズ換算で標準画角(50mm相当)になるレンズ。「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」との違いはやっぱりF1.4まで開放できることでしょうか。とにかく明るい標準単焦点が欲しい人にはうってつけの一本となります。ただ、F1.4をどれくらい使うかが問題ですね。結局1~2段、絞って使うことが多い方は純正の35mmF1.8の方が重量的にも扱いやすいと思いますし、価格も安く済ませることができます。

ニコン標準ズームレンズのおすすめ

標準ズームレンズはレンズキットで購入して持っている人にはあまり必要ないかもしれませんが、一歩先へ行きたい方はこれからオススメするレンズを試してみるといいかもしれません。遠くのものを写す予定がなければ常につけっぱなしにしておける標準レンズだからこそ、より良いレンズを試してみてはいかがでしょうか。

SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 標準ズーム
焦点距離 17~50 mm 焦点距離(35mm換算) 25.5mm~75mm
絞り開放 F2.8 絞り最小 F22
最短撮影距離 28cm 最大撮影倍率 1:5
手ブレ補正機能 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 77 mm フォーカス AF
最大径×長さ 83.5㎜ × 91.8㎜ 重さ 565 g
レンズ構成 13群17枚 絞り羽根枚数 7枚(円形絞り)

広角17mmから標準50mmまでをカバーし、F値は2.8通し、価格はほどほどと、コスパ最強のレンズ。旅行などはこれ一本で済ませることもあります。望遠側がもう少し欲しい人は「タムロン 標準ズームレンズ SP AF28-75mm F2.8 XR Di A09NII」もありますが、こちらはお値段が結構高めになります。

ニコン望遠ズームレンズのおすすめ

キットレンズで「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」を持っている人は良いかもしれませんが、「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」の人は性能に満足がいっていないかもしれません。また、そもそも望遠ズームを買わなかった人もいるかもしれませんね。そういう人にオススメの望遠ズームを紹介します。

TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 望遠ズーム
焦点距離 70~300 mm 焦点距離(35mm換算) 105mm~450mm
絞り開放 F4-F5.6 絞り最小 F32-F45
最短撮影距離 1.5m 最大撮影倍率 1:4
手ブレ補正機能 4.0段 (CIPA規格準拠) 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 62mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 82.2mm × 142.7mm 重さ 765 g
レンズ構成 12群17枚 絞り羽根枚数 9枚

望遠レンズで重要となる手ブレ補正はタムロンの得意分野なのか、このレンズも強力です。「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」はオートフォーカス性能などに不満の声が多かったようですが、こちらのレンズは買い替えにも良いかもしれませんね。フルサイズでも問題なく使えるので、安心して買える望遠ズームレンズです。

ニコン広角レンズのおすすめ

キットレンズの18mmよりももっと広く写したい時は超広角のレンズが必要となります。超広角はただ景色を広く撮るだけでなく、パースを効かせた面白い表現などにも挑戦できるので、非常に面白いレンズです。

ただAPS-C機の場合、焦点距離が1.5倍になってしまうので、フルサイズよりは狭い写りとなってしまいます。本格的に広角が楽しみたい場合はカメラ本体をフルサイズに移行した方が良いかもしれませんね。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 広角ズーム
焦点距離 10~20 mm 焦点距離(35mm換算) 15mm~30mm
絞り開放 F4.5-5.6 絞り最小 F22-F29
最短撮影距離 0.22m 最大撮影倍率 0.17倍
手ブレ補正機能 3.5段※CIPA規格準拠 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 72mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 77mm × 73mm 重さ 230 g
レンズ構成 11群14枚(非球面レンズ3枚) 絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)

2017年6月発売のニコン純正の超広角レンズ。他のものより軽いのが一番のメリットです。また純正の割に価格が安いのもポイント高いですね。広角ズームレンズは結構値段が高いものが多いので、ニコンが新しくこのレンズを発売してくれたことはファンにはとっても嬉しかったですまだレビューや作例が少ないのでちょっと不安ではありますが、スペック的にも無理をしていないのでよく写るレンズではないかと思います。

TAMRON AF10-24mm F3.5-4.5 DiII VC HLD

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 広角ズーム
焦点距離 10~24 mm 焦点距離(35mm換算) 15mm~36mm
絞り開放 F3.5-4.5 絞り最小 F22-F29
最短撮影距離 0.24m 最大撮影倍率 1:5.3
手ブレ補正機能 4段 (CIPA規格準拠) 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 77mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 83.6mm × 82.1mm 重さ 440 g
レンズ構成 11群16枚 絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)

先のレンズが出るまでニコンの広角ズームレンズは、こちらのタムロンのレンズを使っている人が多かったように感じます。広角域をしっかりカバーし、価格も控えめの安定感のあるレンズ。難点はやや四隅が流れやすい気がしますね。

SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 広角ズーム
焦点距離 8~16 mm 焦点距離(35mm換算) 12mm~24mm
絞り開放 F4.5-5.6 絞り最小 F22
最短撮影距離 0.24m 最大撮影倍率 1:7.8 倍
手ブレ補正機能 防塵・防滴構造
フィルターサイズ フォーカス AF/MF
最大径×長さ 75mm × 105.7mm 重さ 555 g
レンズ構成 11群15枚 絞り羽根枚数 7枚

10mmよりさらに2mmの広角側を撮れるレンズ。たったの2mmですが広角側の2mmは望遠側の2mmとは異なり、かなり写真が違ってきますよね。「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」では広角側が足りないという場合はご予算と相談して検討しても良いかも。

ニコン高倍率ズームレンズのおすすめ

広角から望遠まで全ての焦点距離をこなす高倍率ズームレンズ。1本でなんでも撮れる代わりに画質がほどほどになってしまいます。レンズ交換ができない状況や、荷物を少なくしたい時は高倍率ズームレンズが便利ですね。

キットレンズでは18-140などの望遠側がやや弱い便利ズームがついてきますが、サードパーティにはもっと遠くまで写せるレンズがあります。

TAMRON 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO

基本仕様
対応マウント ニコンFマウント系 レンズタイプ 高倍率ズームレンズ
焦点距離 16~300 mm 焦点距離(35mm換算) 24mm~450mm
絞り開放 F3.5-6.3 絞り最小 F22-40
最短撮影距離 0.39 m 最大撮影倍率 1:2.9 倍
手ブレ補正機能 防塵・防滴構造
フィルターサイズ 67 mm フォーカス AF/MF
最大径×長さ 75mm × 99.5mm 重さ 540 g
レンズ構成 12群16枚 絞り羽根枚数 7枚

本当にこれ一本で広い風景全体から鳥まで撮れるオールマイティなレンズ。レンズ交換できない状況ではかなり重宝します。便利ズームなので当然解像度や明るさには不満点もあるかもしれませんが、値段と使いやすさを考えたら間違いなく満足できる一本。望遠側がもっと短くても良ければキットレンズの「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」の方が価格も安いのでオススメです。

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