NHK大河ドラマ真田丸第13話。今回は上田合戦ということでついに徳川との決戦。ついついBSで早丸をしてしまいました。早丸とはNHK総合でやる20時からの放送の前の18時から真田丸を見ること。高校生が一時間目終わった後の休み時間に弁当を食べる早弁みたいなものです。 ・・・せめて二時間目が終わるまで待てよ。
BSなんて普段まったく観ないから、クソ邪魔なメッセージが画面左下の4分の1弱くらいを占拠してました。なんか電話するか、青ボタン長押しでメッセージ消す方法がわかるとか、書いてあったけど、もうオープニングも終わって始まっちゃっていたから、やらず。NHKはなぜあんなに余計なことをするのだろう。バカなの?
あらすじ・ネタバレ・感想
徳川軍VS真田軍、その兵力差は
今回は徳川との戦。といっても家康は小牧・長久手の戦いで秀吉を実質破って調子に乗っているので、今回は出陣なし。戦国最強とも言われる武将、本多忠勝も秀吉との戦に備えて浜松に待機。
ということで、鳥居元忠率いる約7000人が相手です。総力挙げて攻めてきているわけではないとはいえ、真田軍は2000人程度。3倍以上の人数差です。 第12回でも「駒が足りない」と言っていた昌幸は今回も同じ言葉を口にします。
しかししかし源次郎が上杉から戻ってくると、自信を持って言い放ちます。
「負ける気がせん」
かっこ良すぎるぜ、昌幸~♪ でもお餅を伸ばして説明する場面、あれいる?笑
智将・真田昌幸(草刈正雄)の作戦は
作戦は神川を挟んで対岸にいる鳥居軍を源次郎がひきつけ、本丸へおびき寄せる。隊が細く伸びたところを堀田作兵衛(藤本隆宏)率いる農民兵達が建物の中から攻撃。さらには上から石を投げたりお湯をかけたり丸太を落としたり、様々な挑発を繰り返されながら本丸前へと辿り着いた徳川軍に昌幸率いる本隊が襲いかかる。
逃げる徳川兵を今度は真田軍が追い立てる。さらに側面から信幸の隊が追い打ちをかけ、止めに出浦昌相(寺島進)が神川上流の堰を切り、川の水を増水させる。徳川兵の多くは流され、さらに川を渡ることはできなくなるため鳥居軍は完全に分断される。あとは城側に残った軍を全滅させれば勝利。
合戦を開戦させたのは源次郎信繁。なんかよくわからない歌を歌って対岸の鳥居軍を挑発します。源次郎にぴったりの役でしたね。昌幸が「駒が一枚足りない、源次郎がいれば」と言っていたのがわかります。お兄ちゃんの信幸ではあんなにふざけた挑発はできないでしょうね(笑)
第一次上田合戦は真田軍の大勝利、しかし・・・
作戦は全て真田の思い通り。完全に徳川軍に勝利してみせた。でも・・・やっぱり梅ちゃんは死んでしましましたね(泣)なんか先週の次回予告がそんな感じだったから覚悟はしてたけど・・・。
正直、あの死に方はイマイチでしょ!
っていうか制作サイドの問題かわからないけど、前回の次回予告で信繁が「お梅~~~~~!」って叫んでいたシーンは生き延びたから、「お、梅ちゃん死なないのかな」って思わせておいて、最後にさらっと・・・。
せめて「柵が壊されてお兄様がいる寺へ敵が向かったわ。私も行かなければ!」っていうシーンは入れてくれればいいのに。なんか次回予告で「死ぬ」と見せかけておいて、「やっぱり死なないのか」と期待させた挙句、「やっぱり死ぬ」っていう無駄なプチサプライズみたいなの狙ってません?
源次郎と作兵衛が泣いているシリアスなシーンなのに「いや、やっぱり死ぬんかーい」とか心の中で突っ込んでしまって、まったく入り込めませんでしたね。
梅ちゃんの行動もちょっと色々軽率で・・・なんかみんなの制止を聞かずにあっちこっち行ってる感じで・・・まあ母になって強い気持ちがあったんでしょうけど・・・。
と、まあ今回も相変わらず文句も言っていますが、楽しく視聴させていただきました。真田の作戦が見事にハマっての大勝利、素晴らしいですね。増水させて流されるシーンはさすがに難しかったのか、省略されてましたが。 とにかく徳川を追い払った真田はこのあとどうなっていくのか、次週からの大阪を楽しみにしたいと思います。
第14回の見どころ・予想
次回予告の内容を見る限り、秀吉は天下統一に近いところまでいきそうですね。上杉・徳川は豊臣秀吉に従い、北条を滅ぼすところまでいくんでしょうか。信繁は大阪で豊臣の人質になるっぽいですし。
大河ドラマは登場人物が多すぎて、歴史に疎い私のような人間はわかりにくいのですが、今回の三谷作品はその点良いですね。今まで秀吉サイドはほとんど出てきていないので、来週から加藤清正、石田三成など重要人物が出てくるはずですが、まだ頭はついていけそうです。
秀吉はかなり愛嬌のあるキャラとして描かれそうでわくわくしますね。三谷さんはまたコメディっぽいシーンを入れてきそうです。第14話を楽しみに待ちたいと思います。
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