私がDMMのVR動画やYouTubeの360度動画を見る時に使っているスマホ用VRゴーグル、TaoTronics TT-VR003。同クラスの他のゴーグルと比較すると、価格が安い上に動画を楽しむのに必要な機能はすべて揃っているので、これからVRゴーグルを買おうと思っている人には文句なくオススメします。
今回の記事ではTT-VR003の使用レビューを書いていきます。使い方や使用感はamazonランキング常連のVOX 3DVRやUrgod 3D VRとほぼ共通しているので、価格の安いこちらの方がコスパは良いです。
その他の機能を持ったVRゴーグルとの比較記事、VRゴーグルの選び方も良かったら参考にしてみて下さい。
TaoTronics TT-VR003の中身と使い方
こんな箱で届きます。999円(私の購入時)の割にかなりしっかりした外箱ですね。
中の物を出した様子がコチラ。ヘッドマウントディスプレイ本体、取扱説明書、保証書、レンズ拭き、巾着袋です。
説明書は様々な言語で書かれていて、日本語のページもあります。内容は必要最低限な感じ。
VRゴーグルの前面の黒い部分がパカっと外れます。外部からスマホを操作できるリモコンがなければ、スマホを触りたい時にここを開かなければいけません。動画を見ていると巻き戻したかったり、一時停止にしたかったり、視点を変更したかったり、結構画面タッチが必要になるので、別途リモコンの購入をオススメします。
私が使っているオススメのリモコンはコチラ。
ここにスマホを挟み込こんで、元に戻せばセット完了です。このゴーグルは4~5.5インチのスマホに対応していますので、大抵のスマホは入るかと思います。
ヘッドバンドは左、右、上、全てマジックテープで簡単に長さの調節ができるようになっているので、頭の大きさに関わらずフィットさせることができます。
これが視力調整のつまみです。クルクル回すことでレンズが前後に動きます。左右についていて別々に調整できるので左目と右目で視力が違う人も安心。
さらに極度の近視の人でも裸眼で使えるように800°まで対応しているのは凄いことなんですよ。PSVRでもそこまでの視力調整はないそうな。
水平距離調整のスライドです。これを動かすことによってレンズが左右に動きますので、自分の瞳孔距離に合わせることができます。
マグネットコントロールは使ったことがありません。対応アプリを使用する人には必要な機能なのでしょう。
TaoTronics TT-VR003のメリット・デメリット
良いところ
・800°のまでの視力調整により、極度の近視でも裸眼でVRを楽しめます。
・何といっても価格が激安です。
悪いところ
・メガネ着用だとゴーグルに入りません。裸眼で見れるので私は問題ないですが・・・。
TaoTronics TT-VR003の使用感
さて、実際に見た感じですが、いい感じにピントを合わせることができるので、ダンボール製のVRゴーグルよりもくっきりと見えます。私が確認しているのはYouTubeのVR動画や、DMM.comのアダルトVRです。
ただ瞳孔間距離を狭くした時や、ピントを合わせるためにレンズを奥に動かした時に映像の周りの黒い枠が大きくなってしまいます。ピント合わせで両方を行わなければいけない人はちょっと没入感に欠けてしまうかもしれません。
とはいえ動画コンテンツの視聴を目的としている場合、PSVRを勧めるほどの差があるとは私は思いません。もちろんPSVRの方が黒い枠は少ないので距離感が近く感じるし、リアリティも感じますが、価格差を考えるとそれほどの違いは正直ないですね。
VR動画を楽しむ目的だけならば、自信を持ってオススメできるアイテムです。気になっている方はぜひ試してみて下さい!
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