Amazonのモバイルバッテリーランキングの上位常連のAnker PowerCore Fusion 5000。(2019年1月時点で2位ですが最新情報はリンク先でご確認できます)
モバイルバッテリー(持ち運び充電器)とACアダプタが一体化した、わりと珍しいタイプの商品です。
5000mAhと容量は少なめですが、持ち運びの荷物が少なくなるという大きなメリットがあり、一時期は入手困難なほど人気だったとか。
私も実際に使用してみてとてもオススメできる商品なので、使用した感想、使い方、充電時間、など詳細をレビューしていきます。
PowerCore Fusion 5000のスペック詳細
メーカー | Anker(アンカー) |
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充電端子 | MicroUSB(付属ケーブルの場合) |
給電端子 | AC、USB |
バッテリー容量 | 5000 mAh |
出力 | ACアダプタ出力:5V=2.1A(最大2.1A) モバイルバッテリー出力:5V=3A(最大3A) |
入力 | AC入力:100-240V 0.5A 50-60Hz Micro USB入力:5V-2.1A |
USBポート数 | 2 個口 |
付属ケーブル | USB A⇔microUSB |
重量 | 189 g |
サイズ | 6.9cm×7.1cm×3.0cm |
メーカー
まずメーカーはAnker(アンカー)というモバイルバッテリー・充電器・スピーカー・イヤホン・ケーブルなどのスマホやタブレット関連製品の開発、販売を行うハードウェア・ブランドです。
「モバイルバッテリーといえばAnker」というくらいブランドをしっかり確立しています。18ヶ月保証がついているなど、サポート面でも安心して利用できます。
一方でAmazonには無名ブランドのモバイルバッテリーがAnker製品よりも安く売っていることがあります。ただ品質が低いモバイルバッテリーに当たってしまうと、給電によってスマホやタブレットの故障の原因になることも考えられます。
一度買ってしまえば数年は使えますし、数百円~数千円程度の違いなので私はAnker製品を選びますね。
給電端子
給電端子にACがあるのが大きなポイントで、モバイルバッテリーを直接コンセントに挿して機器に充電することが可能。一般的なモバイルバッテリーの場合はACアダプタをコンセントに挿し、ケーブルでモバイルバッテリーに充電する必要があります。
バッテリー容量、重量
ACアダプタと一体型になっているぶん、容量が少ない割に重量が重くなります。例えばAmazonモバイルバッテリーランキング1位のAnker PowerCore 10000の場合、バッテリー容量が10000mAhとPowerCore Fusion 5000の2倍なのに重量は180gでほとんど同じ。
ACアダプタを持ち運ばない使い方ならAnker PowerCore 10000の方が絶対にオススメです。ただ普段使いではなく旅行用の場合などはACアダプタを持っていくことも多いと思うので、荷物を少しでも減らしたい人はPowerCore Fusion 5000がオススメです。
付属ケーブル
付属ケーブルはUSB A⇔microUSBなので、USB Type-Cポートのスマホやタブレットには充電ができません。まあ自分のスマホを充電しているケーブルがあればそれをそのまま使えるので問題はないと思います。
PowerCore Fusion 5000の外観と同梱品
PowerCore Fusion 5000の同梱品がコチラです。本体とMicroUSBケーブルとポーチと取扱説明書が綺麗な箱に入っています。
本体はこんな感じのシンプルなデザイン。表面には電池残量を確認するボタンと、ランプが3つあります。
側面はこんな感じ。USBポートが2つあるのでケーブルさえあればiPhoneとiPadを同時に充電することもできます。
その下のinput用のMicroUSB端子を使用すればコンセントにACアダプタを挿してケーブル経由でPowerCore Fusion 5000を充電することもできます。長さが足りないときや、PowerCore Fusion 5000のサイズが大きくてコンセントに挿しにくいときは使えますね。
もう片方の側面にはプラグが収納されています。持ち運び時は折りたたんでおけばまったく邪魔にはなりません。
プラグ使用時はカチャッと出してあげるだけ。縦に長い形になるので、縦並びのコンセント穴の場合は端に刺さないと邪魔になることがあるかも。
付属ケーブルはUSB A⇔microUSBなので、Type-Cのスマホを使っている人は自分のケーブルを使用しなければいけません。
付属しているポーチはPowerCore Fusion 5000本体とケーブルを入れても、上をギュッと閉じれるくらいの大きさです。
PowerCore Fusion 5000の使い方
PowerCore Fusion 5000の使い方はとっても簡単で、本体とスマホをケーブルで繋げば勝手に充電が始まります。写真で充電しているスマホはHuaweiのHonor9という製品です。
急速充電対応なので、私の環境では通常のACアダプタで充電している場合と同じくらいのハイスピードで充電ができます。
電池残量は充電中はLEDランプで三段階で表示されていて、充電時以外はボタンを押すと表示されます。
PowerCore Fusion 5000本体の充電はプラグをコンセントに差し込むと自動的に始まります。
充電中はLEDランプが点滅していますが、充電が完了すると点灯に変わります。空っぽの状態から三段階までフル充電するのにかかる時間は2時間30分くらいかな。
ACアダプタの代わりに使用する場合はこの状態からケーブルでスマホに繋げるだけでオッケー。PowerCore Fusion 5000本体の充電よりもスマホの充電が優先されて、それが終わったら本体の充電に自動的に切り替わります。
なのでACアダプタとしてスマホの充電をしながら寝てしまっても、朝の外出時にはそのままプラグを引っこ抜けば満充電のモバイルバッテリーと満充電のスマホを持っていくことが可能です。これはズボラな人にはピッタリですね!
もちろんスマホだけではなくカメラやタブレットやノートパソコンなどの緊急用バッテリーとして活躍してくれますよ。
PowerCore Fusion 5000のメリット・デメリット
PowerCore Fusion 5000のメリット
- 充電器とモバイルバッテリーの兼用なので持ち運びが楽
- 急速充電が可能
- 安心のAnker18ヶ月保証付き
PowerCore Fusion 5000のデメリット
- 容量が少ない割に重量が重い
- 無名ブランドと比べると少し値段が高い
PowerCore Fusion 5000はこんな人にオススメ
他の製品と比較しての大きなメリットはACアダプタとモバイルバッテリーが一体型になっているところ。なので旅行などでコードやACアダプタをモバイルバッテリーとは別に持つのが煩わしい人には唯一無二の選択肢と言えそうです。
ただし容量が5000mAhとスマホ1~2回分の充電しか持たないので、10000mAh以上の容量で探している人にとっては魅力が感じにくい機種でしょうね。
人気モデルにもかかわらず、2016年の発売以降、後継機が発表されていないので、一体型で容量を増やすのは難しいのかも・・・。
確かにコンセントに挿すにあたり、あまり大きいと邪魔になってしまうので、10000mAhで一体型を作るのは、モバイルバッテリーの小型化において大きな技術革新がないとできないという可能性もあります。
個人的には「ちょっと容量少ないけど1回以上満充電できるのならまあいいか、持ち運びとか本体充電時のケーブルの抜き挿しのほうがめんどくさいし」という気持ち。同じような考えのズボラさんには間違いなくオススメです!
私事になりますが先日行った旅行でもこのモバイルバッテリーは活躍してくれましたよ♪
以上、「Anker PowerCore Fusion 5000の使用レビュー【使い方・充電時間】」でした。
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