パソコンやUSBメモリなどに入っている大切な写真や文書のデータ。
間違って消してしまって落ち込んだ経験はありませんか?
そんな時に便利なのが無料のデータ復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」です。
この記事ではこのソフトを使って、削除してしまったデータを復元する方法を解説していきます。
提供:EaseUS Software
「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストール
まずはEaseUS Softwareのホームページで「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールします。
Freeと書いてある下にあるダウンロードボタンをクリックします。大量のデータを復元したい場合もまずは無料版から試してみたほうが安心だと思います。
ちなみにこの記事ではWindowsパソコンを使用していますが、上のタブにあるようにMac向け、iOS向け、Android向け、メール復元と各種ソフトが揃っています。
あとは一般的なソフトと同じで流れに沿っていけばインストールができますが、注意点として、復元したいデータのあるドライブにはインストールしないようにしましょう。データが上書きされてリカバリーの成功率が下がるらしいです。
一応ちゃんとインストール先の指定の画面に注意書きがありますが、勢いでそのままCドライブにインストールしちゃう人もいそうなので。
「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータを復旧する方法
まずは復旧するためのデータを準備しました。32GBのUSBフラッシュメモリに、今回の解説用にいくつかいらない画像とフォルダを格納。
赤枠で囲っているのが今回削除して復旧させるデータです。USBメモリの直下に6枚の画像ファイルとフォルダが1つ。
食事2016フォルダの中には画像が1枚とフォルダが1つ。
ラーメンフォルダの中には画像が3枚入っている状態です。
これらをすべて削除します。USBメモリのデータは削除するとゴミ箱に入らないので、完全に消えてしまいます。
では次にインストールしておいた「EaseUS Data Recovery Wizard」を起動します。ここからがデータ復旧の方法ですね。
「スキャンを行うディスクを選択して下さい」とあるので、外部ドライブを選択し、スキャンをクリック。
5分~10分ほど待ってスキャンが完了すると、今までこのUSBフラッシュメモリから削除してきたデータがズラッと並びました。もちろん先ほど削除した画像データやフォルダも並んでいます。
過去に削除したデータ量が多い場合はもっと時間がかかりそうな気がしますね。
あとは復旧したいデータにチェックを入れてリカバリーボタンをクリック。
「リカバリーするファイルの保存先は元の場所と異なるドライブにして下さい」とあるので、今回はデスクトップを選択。
すると見事に削除したデータの復旧に成功しました!フォルダ階層もそのままで、もちろんフォルダの中のファイルもちゃんとリカバリーされています。
ちなみに保存先でデスクトップを選んでも、「Recovered data日付」という名前のフォルダができて、その中にリカバリーしたファイルが入りましたよ。
このソフトの良いところは無料で使える点と、フォルダ階層ごとサルベージ可能という点。データ消失で困っているときはぜひ使ってみて下さい。
以上、「データの復元にオススメのフリーソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」」でした。
ソフトのインストールはコチラから。
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