映画「聲の形」を観てきました!
京都アニメーション制作ということで、プロモーションでも綺麗な映像が目につきますので、気になっている方も多いのではでしょうか?
実は映画化されることを知らず、つい先月に原作の漫画を読んだ私。
すごく良い作品だったので、少しネットで調べた所、アニメ映画が公開されるということを知りました。
こりゃ観に行くしかない!って感じで、物語の舞台となる、岐阜県大垣市の聖地巡礼までした上で、鑑賞してきました♪
ということでこの感想は原作を読んでいて、聖地巡礼するくらい好きな人間が書くものです。
基本ネタバレはしていないと思いますが、多少はストーリー内容を含みますのでご注意下さい。
映画「蟹の形」の感想
ほぼ原作の良いところは出ているので、漫画の感想と被りますね。
聴覚障がい者をメインキャラに据えた話なので、24時間テレビのような、ありきたりな感動ポルノを想像してしまいがちですが、この作品はそうではありません。
人と人が気持ちを伝えることの難しさを描いた作品です。
健常者である主人公が苦しんで苦しんで、聴覚障害者のヒロインの助けを借りて、自閉している自分の心を開くという物語。
胸が痛むシーン、心が揺さぶられるシーンが数多くあります。
割とたくさんのキャラクターが出て来るのですが、どの子もかなり個性的。
でありながらリアルな世界でもいそうなヤツラが揃っていて、多くの視聴者の共感を得られるような作りになっています。
というのが原作とアニメで共通していて、重要な部分は映画で上手にまとめてあると思います。
ただやはり単行本7冊分を2時間でやるのは無理があるようで、個人的にはもっと原作にあった各キャラのエピソードを入れて欲しかったですね。
ヒロインの母親の過去とか、真柴君のこととか。真柴君とか映画だとほぼ空気じゃね?と思っちゃったし。
ま、きっと制作側もそんなことわかった上で、泣く泣く削っているんだろうし、仕方ない部分だと思うけど。
でもね、映画ならでは良さもあったんだよ!
手話の動きが良い!
動く永束君はコミカルで可愛い!
映像や色使いが半端なく綺麗!
声優陣の声がバッチリ合っている!
というあたり。
映画だけでも十分楽しめるし、作品の良さは伝わるとは思うけど、個人的には原作もぜひ読んで欲しいかなと思う内容でした。
良かったら観に行ってみてね~♪
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