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世界一わかりやすいコントロールカラーの使い方と選び方

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コントロールカラーの効果

かおるです。

今回はコントロールカラーのお勉強をしていきます。まずはビフォーアフター画像から御覧ください。

こちらは私のすっぴんです。赤み、しみ、毛穴、色ムラなどが目立つ汚いお肌です。

すっぴん

こちらはコントロールカラーだけを使用して、肌悩みをカバーした動画です。だいぶお肌綺麗になってるかな?なってるよね?

コントロールカラーあり

この記事ではビフォーアフター画像なども含めてできるだけわかりやすく、コントロールカラーをお勉強していきます。

コントロールカラーの基本【各色の効果と選び方】

コントロールカラーは、ブルー、パープル、ピンク、イエロー、オレンジ、グリーンなどがあり、ファンデーションの下に塗って使用します。

そうすることで、クマ、色ムラ、シミ、赤みなど、肌に関する色の悩みをカバーしてくれるコスメです。

逆にいうと色以外の悩みの場合、乾燥を防ぎたいとか、凹凸を隠したいとか、そういう場合は別のコスメの方が効果的です。

色相環

こちらはデザインや色彩のお勉強をするときに習う、色相環という図です。

簡単に説明すると、位置が近い色ほど同じような系統の色で、遠いほどまったく違った色相の色になります。

暖色寒色中間色

例えば隣り合う色は暖色系の色、中間色、寒色系の色と集まっているのがわかると思います。

補色反対色

で、正反対にある色を補色といって、補色の隣にある色を反対色といいます。

コスメにおけるコントロールカラーは肌悩みの色の、補色や反対色などの色相の違う色を重ねることで、元の色を目立なくさせるというのが基本的な効果になります。

例えば赤みが気になる場合はグリーン系のコントロールカラーで抑えてあげることができますし、黄ぐすみが気になる場合はブルー系のコントロールカラーで打ち消すことができると言われています。

ちびまる子ちゃんに出てくる藤木くんは唇が紫だから、イエローとかグリーンのコントロールカラーを乗せればカバーできるんじゃないでしょうか?(多分)

コントロールカラーの説明を初めて聞いた人は「いやグリーンなんて肌に塗ったら完全にピッコロになっちゃうじゃん」とか、「ブルーの顔とかデスラー総統になるやんけ」とか思うと思うんです、私がそうでした。

でも実際に肌に伸ばして使用すると、それほど強い色がつくわけではないので安心してください。

ではコントロールカラーの各色の効果と特徴をざっくり見た後に深掘りしていきます。

ブルー 透明感、黄ぐすみをなくす、真っ白になる、標準色くらいの肌の人におすすめ

パープル 透明感、黄ぐすみをなくす、ブルーよりは血色感があるので使いやすい

ピンク 血色感、トーンアップ、ブルーベースの方にオススメ

イエロー シミ、ソバカスなどの茶色い悩み、色ムラ改善、健康的にトーンアップ、赤み消し、比較的万能なカラー

オレンジ イエローと同じような効果だけどオレンジは赤寄りのため血色感アップにも効果的

グリーン ニキビなどのひどい赤みに部分的に使うのがオススメ

ブルーは黄ぐすみをなくして透明感を出してくれます。極端に白くなってしまうので、元々色白の人は顔色が悪く見えて、色黒の人は白浮きしやすいということで、標準色くらいの人にオススメです。

パープルはブルーと似たような効果があるんですけども、赤が入っている分、血色感がプラスされて、使いやすい色になっています。

ピンクは血色感をプラスしてトーンアップ効果もあり、肌を明るく見せてくれます。どちらかというとブルーベースの人のほうが馴染みやすいカラーです。

イエローはどんな人にも使いやすいカラーで、シミ、ソバカスとかの茶色系の肌トラブル、色ムラの改善や、健康的なトーンアップ効果があります。

オレンジはイエローと同じような効果があるけども、赤寄りの色なので血色感をアップさせる効果があります。こちらも肌の色に近い色なのでどんな人でも使いやすいカラーです。

グリーンは赤みを消す効果がありますが、顔全体に塗ると顔色が悪く見える場合もあるので、部分的に使うのがオススメです。

あと目の下のクマが気になるっていう人も多いと思うんだけど、青グマなのか、茶グマなのか、黒グマなのか、クマの種類も色々あるのでカバーする方法も違ってきます。

青グマの場合は補色や反対色に当たる、イエローやオレンジ系のコントロールカラーを塗ることでカバーすることができます。

茶クマはイエローがオススメと言われています。茶色の反対色はブルー系の色になるんですけど、ブルーのコントロールカラーを使うと、クマは隠せても暗く見えてしまうみたい。なので同系色のイエローが明るく隠せてオススメなんだとか。

黒グマは影グマと呼ばれる何かの影になっているクマの可能性があるので、その場合はハイライトなどのほうが効果的かもしれません。

コントロールカラーの使い方

コントロールカラーはファンデーションの下に塗って使用します。なので順番としてはファンデーションの前ですね。

じゃあ化粧下地とは違うのかっていう話ですが、基本的には下地として使えるコントロールカラーが多いです。

今回使用する無印良品のUVベースコントロールカラーも下地として使用できるコスメです。

商品によってはコンシーラーのように部分的に使うものもあるので、そういうものは別で下地を用意する必要があります。

それぞれの商品の説明を読んで使用してくださいね。

コントロールカラーを実際に使ってみた

ではすっぴんの状態から実際にコントロールカラーを使用していきます。

今回使用するのは、無印良品のUVベースコントロールカラーのイエローです。

私の場合は顔全体の色ムラ、両目尻の下にある大きなシミ、鼻周りの赤み、ホクロのようにあちこちに点在するシミなどが色に関する悩みになるので、イエローでどこまでカバーできるか見ていきましょう。

コントロールカラーは気になる部分だけにポイント使いしてもいいんですけど、イエローやオレンジは肌なじみが良いので、今回は顔全体に使用していきます。

ちなみにUVベースコントロールカラーのテクスチャーは結構緩くて、みずみずしい質感でノビが良いので私の場合は少量でも、顔全体に使えます。

黄色を顔全体に塗ったらシンプソンズみたいになるかなって心配してたんですけど、伸ばせば色味はそこまで強くありませんでした。

すっぴんの状態とコントロールカラーを使用した状態のビフォーアフター画像です。

ビフォーアフター

下地だけですがお肌がトーンアップされ、色むらやくすみはだいぶ改善されています。

シミに関しては薄くて広範囲のものは効果がある気がしますが、点で色の濃いシミはあまり隠れていない気がします。点のシミにはコンシーラーが良いかも。

次は先ほどのコントロールカラーを塗った顔の上からファンデーションを重ねた画像と、コントロールカラーを使用せずにファンデーションのみを使用した画像を比較しましょう。

コントロールカラーありなし

使用したファンデーションは下地なしでも使用が可能なエクセルスキンティントセラムのお色はST04です。

コントロールカラーのありなし画像を比較すると、カバー力だけで見るなら確かにコントロールカラーを使用したお肌のほうがあるように見えます。ただ使用していないお肌の方が血色感があり、個人的には好みです。

比較がしやすいように、1すっぴん、2コントロールカラーのみ、3コントロールカラー+ファンデーション、4ファンデーションのみの4つの画像をまとめておきます。

4パターン

UVベースコントロールカラーイエローはトーンアップ効果が高く、すっぴんの色味に合わせたこのファンデとの組み合わせだと少し顔色が悪く見える気がしました。

もう少しファンデの色味を明るくするか、 コントロールカラーをポイントで使えばもっと効果的になるんじゃないかと思います。

もちろん元のお肌の色や使うファンデーションの色味や種類によって結果はまったく変わってきますが、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

以上、かおるのコントロールカラーのお勉強と実践でした。

クマ、色ムラ、シミ、赤みなどに悩んでいる方はぜひ試してみてください。

 

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